2007年12月30日

『いのちの食べかた』(☆☆☆☆)

tabekata.jpg

いのちの食べかた

白い服を着た兄ちゃんが、変な機械に牛を押し込み、
眉間を銃で撃つと、牛は痙攣しながら倒れ、死にます。

ここで解体された牛が、ぼくらの食卓に運ばれてきます。


愛嬌のある顔をしてブヒブヒ鳴いてた豚が、あっという間に縄に吊るされ、
切り裂かれた腹からは、血まみれの内臓が飛び出ています。

ここで解体された豚が、ぼくらの口に入ります。
この映画を観てベジタリアンになろうと決心する人も多いかも。)


こんな風にして、ぼくらの毎日のエサが作られているんですね。

ナレーションもセリフもなく淡々と、
家畜を屠るシーンや野菜の収穫のシーンなどが1時間半続く、
リアルなドキュメンタリー映画です。



映画担当:175

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2007年12月27日

今年のイブは・・・

去年のイブは、お洒落な映画を見て、お洒落なレストランに行き、六本木ヒルズから
夜景を見て、きれいなイルミネーションを見て、という理想的なデートをしました。

あれから1年。
今年は、クリスマスイブは、のんびりと自宅で過ごしました。

おしまい。





s-xmas1.jpg

ちなみに、イブ前日の23日。
東京ドームの前を通りかかったら、綺麗なイルミネーションがあって、
カップルや子供連れのファミリーがたくさんいて、微笑ましい様子でした。


クリスマスって街中が浮かれポンチな様子で、いいですよね。

と、素直に思えるように思えるようになった今日この頃。





さて。
さらにその前日の22日。

浅草に住むこと10年以上のシュレックさんの案内で、シュレック浅草観光ツアーを
敢行することになりました。



外国人に人気の浅草だけあって、ツアー参加者の半分近くはカンボジア人。

この人たちです(↓)。
s-xmas_virek.jpg


ちなみに、ガイド役のシュレックさんと歩いていると、浅草焼を売っている
みこしを担いでいるお兄さんと出会いました。


s-xmas_shurek.jpg

力持ちで心優しいシュレックさんが試しに持ち上げてみようとしますが、
本当に重くてなかなか持ち上がりません。
(僕もやってみましたが、ぜんぜんムリでしたが、華奢なお兄さんは、軽々と
運んで行きました)


浅草観光ツアーでは、浅草寺に行ったり隅田川沿いのカフェに行ったり、
シュレックさんの棲む家に遊びに行ったりしたのですが、残念ながら写真を撮るのを
忘れてました。


この日は、とても寒い日で、おまけに夕方から雨が降ってきてしまいました。


そこで、雨宿りに、スマートボール体験。
子供の頃を思い出しますねえ。

s-xmas_smart.jpg

これに意外にはまってしまい、ツアー客のカンボジア人二人がもっとはまってしまい、
予想以上に楽しい時間を過ごせました。


そのあと、近くのゲームセンターを覗いたところ、
エアホッケーの台がちょうど空いたところ。


これも久しぶりにやりました。

浅草は、レトロな雰囲気で、懐かしい気分になります。
ついつい、懐かしいこともやりたくなるのですねえ。不思議です。

s-xmas_game.jpg

ゲームをしたあとは、シュレックさん行きつけの焼肉屋さんに行きました。

案内されたのは、民家の2階のようなところ。
たたみの部屋が二つあって、テレビ台があったり本棚に本が並んでいたり、
友達の家に遊びに来たよう。

味のほうも、元ハム屋のシュレックさん折り紙つき。
美味しかったです。

s-xmas_dinner.jpg

また、みんなで行きたいなあ。

c-man

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2007年12月26日

雨の日はおおくら大佛を見に

驚愕の牛久大仏を見てからもうすぐ1年。

そろそろまた大仏が見たくなってきました。

そこで、冷たい雨が降りしきるある土曜日、
ひどい渋滞の中をバスに1時間半揺られ、
世田谷の妙法寺おおくら大佛にお参りしてきました。

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バスを降りると、おおくら大佛が、お寺のほうを向いて立っていらっしゃいました。

ookura02.JPG
門をくぐり、早速お参りに。

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身の丈8mの立派な大仏様です。

ぼくが一心不乱にお祈りしていると。


ギギギギギ


と、何か歯車が回るような音が。

なんだろうと思って辺りを見渡してみても、
当然歯車なんてあるはずありません。

気のせいかと思ってさらにお祈りを続けていると、また。



ギギギギギギギ



あれ?!

と思ってふと大仏を見上げたところ、




あ!!



動いてる!!!

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ギギギギギ

ookura05.JPG

ギギギギギ

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ギギギギギ

ookura07.JPG

ギギギギギ

ookura08.JPG

ギギギギギ

ookura09.JPG
ガシャーン

止まりました。

そうです。

このおおくら大佛は、朝9時から夕方5時までは、
お寺のほうを向いて、お参りに来る人たちを見守り、
夕方5時から朝9時までは、交通量の多い道路のほうを向いて、
ドライバーのことを見守ってくださっているのです。

ありがたやありがたや。

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「また来るのだぞ〜。」

「はーい。」

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2007年12月25日

大連的生活(仮称)= 参拾伍 =

どうも、ヤスカーです。

とある日、目覚めると午前0時半。

数時間前に飲んだ52度の白酒のせいで眠りも浅く
随分中途半端な時間に起きてしまった。

実は前日も同じように酔って起きたら4時。
その日はそのまま2度寝して次の日後悔したんで
そのまま起きてやろうと無理矢理起床。


シャワーを浴びた後、冷蔵庫の中に飲み水が無いのに気付く。
さすがに大連で生水は飲めないので買いに行くしかない。
とは言っても外は0度以下だし午前1時を回ってる。

ふと、最近変なことを思い出す。

何やら真夜中スタバの近くで日本人女性が刺されたらしい。
平穏な大連では結構珍しい?こと。詳細は不明。

日本でも散弾銃をブッ放すくらいだし世の中何が起きるか分からん。
そんな怖いもの見たさや不順な動機から外に出ることに。


学生の頃に深夜コンビニに行ったような妙な感じを覚える。
刺されても良い格好?に着替えてから外へ出る。

マンションの守衛は相変わらずやる気なくロビーのソファでぐっすり。
最近、自動ロックになった自動ドアも開けっ放し。平和だなぁ。


外に出ると案の定、寒い。

ぼんやり輝く白昼灯の向こうにはオリオン座も見える。
水たまりは凍り、地面から漏れる水蒸気が余計寒々しい。



ちょうど家のコーヒーも切らしてたので近くのマックで購入。

12月_クリスマス...JPG

肝心の水はかなりの確率でおつりの出ないとされる自動販売機で購入。
おつりは出たけど少ない。どうやら10元札を5元札と誤認してるよう。

期待を裏切らないところが中国らしいや(笑)


どんな些細なことにも誰かしらのテリトリーやルールがあって
みんなそれを守ろうと必死(もはや習慣・文化)になってる気がする。
いい加減なのか抜け目無いのか良く分からないけど実にシンプル。

この辺を履き違えると先の日本人のように刺されてしまうんだろうか?
考え方の質も犯罪の質も国によって違うので、やっぱり気をつけないと。

年末が近付くにつれ、物取りの出稼ぎ者も増えるので海外に行く人は要注意!


結局、その日は朝6時頃に眠くなって寝てしまい会社には遅刻するハメに。
睡眠バッチリのはずの守衛さんも、やる気なさそうに仕事してました。


ではみなさん、良いお年を。
明年見!

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2007年12月23日

『サン・ジャックへの道』(☆☆☆☆☆)





仲の悪い兄弟3人が、遺産相続を目当てに、巡礼の旅に出るロードムービーです。

舞台となるのが、サンチャゴ・デ・コンポステーラ、フランスでは、
サン・ジャックと呼ばれるスペインの大西洋岸にある聖地への道。

世界遺産にも登録されているこの巡礼路の美しい映像だけでも、
旅好きにとっては必見。
ストーリーも心温まる内容で、僕的には、今年一番のヒットでした。


ストーリーですが、
険悪な仲の3兄弟が、亡くなった母親の遺言で、遺産を受け取る条件として、
サン・ジャックへの巡礼を歩くツアーに参加することとされていたことで、
いやいや参加することになりました。

南フランスのル・ピュイからピエネーを越えて、スペインのサンチャゴまで、
1500kmにも渡る道のりを、ただひたすら歩くという過酷なこのツアーには、
頼りになるガイドと、その他個性的な面々が参加していました。

それぞれが問題や悩みを抱える中、何日間も長時間ひたすら歩くなかで、
徐々に浄化されていって、、、

その過程が、すごくいい!!


そして、参加していたメンバーの中で、僕が、そしておそらく大半の人が共感を
持つことになるのが、ラムジィでしょう。

ラムジィは、学習障害で文字が読めません。いとこの男の子に騙されて
ラムジィの母親にお金を出さされて、このツアーに参加していました。
彼はイスラム教で、メッカに行くと信じ込まされています。(いとこの男の子は、
好きな女の子がこのツアーに参加すると聞き、彼女と一緒にいたいために参加を
決めました。)

ラムジィは、母親のことが大好きで、旅費を工面してくれた母親を喜ばせたいと、
ツアー中、文字を勉強しようと決意します。そして、それを助けるのが、主人公3兄弟
のうち真ん中の女性で高校教師をやっているクララ。
当初は、刺々しく自分のことだけ考えるので精一杯といった風だった彼女も、
やがてラムジィに言葉を教えるようになり、心優しいラムジィと一緒にいることで
彼女自身の心が柔らかくなっていきます。
(この変化を描くあたりがとても丁寧で役者の演技も素晴らしい。
その舞台の景色が変化に富んで、やはりとても美しいです。)

ラグジィは、彼女との交流のなか必死に努力し、ようやく文字が読めるように
なったのですが、聖地についた彼を襲うのは悲劇でした。

それでも最後の最後にはハッピーエンドが待っていて、ほんとに
良かったなあと
思える作品でした。


映画担当:c-man

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2007年12月21日

世界食堂35カ国目“カフェ・ボナール”

オムライス大好きって人じゃなくても、ぜひ食べてみて欲しいのが、
栃木にあるカフェ“ボナール”のオムライス!!

bonnard01.JPG
倉庫を改装して作ったお店は、まさに栃木の赤レンガ倉庫です。

bonnard02.JPG
店内もとてもいい雰囲気です。

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一品一品時間をかけて丁寧に作るので、注文してから出てくるまで
だいぶ待ちますが、どれもこれもおいしいので文句なし。

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そしてこれがボナール特製オムライス!

なんと卵を4個も使っています。

まさにメガオムライス。
絶品です。

栃木に行ったら、時間をゆっくりとって行ってみてください。

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2007年12月20日

アムー自叙伝【4】おフランスに行ってみた

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休日の穏やかな午後。


数100年以上も前からずっとそこにある古ぼけた城壁に沿って

おじちゃんは、愛犬を連れてのんびり散歩・・・






・・・っっっ!!!!!!!




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い、犬ちゃうやんっっ!!!!!!!













キツネでした。



P1051022_s.jpg

城壁のまわりが散歩コースだとは、なかなかブルジョワですな。




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絵本に出てくるような街並みと


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さり気なくとけこむマリンカラーと


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新鮮なシーフード


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りんごのお酒シードルも美味しかったなぁ



パリでブランド物を嬉々として買い込む日本の女の子たちを尻目に
ふらりとやってきた北部・ブルターニュ地方。


ひさびさに、のんびりできる旅でした。


今回はオチはありません。


おフランスやからね。



記:アムー

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2007年12月19日

ドイツリポート(20)

s-kurumi0.jpg


クルミを割るための道具を買うのが面倒で、興味はあったけど去年は手を出さなかった
殻付クルミ。

今年は民家の前で子供たちが殻付クルミを売っているのをみて思わずつられて
買ってしまった。
・・・というか、ドイツ人の友達が買うのをみて、"こりゃ安いに違いない"
と瞬時に私の勘が働いたというほうが正確かな。

で、クルミ割りを買ってきて毎日ボリボリ。ダイニング・テーブルの上に常備されて
いるので、ダンナも会社から帰ってくると必ずボリボリ。
友達に話したら家にクルミの木があるということで、またクルミが追加されて更にボリボリ。

クルミを割る作業も楽しいし、殻から出てきた脳ミソみたいなクルミの形も
なんとも見ごたえがある。そしてオイシイ。
割っては見つめ、見つめては食べ。止まらない〜〜

日本にいたときは殻付クルミはおばあちゃんの健康器具(殻付クルミを握って
モミモミするのが手のツボを刺激してよいといっていた気がする)でしかなかったけど、
ドイツだとちゃんと食べれるのね〜

ドイツに来てよかったと思う、ささやかな毎日の瞬間です。


s-kurumi.jpg


s-kurumi2.jpg


ドイツでは兵隊さんの格好をしたくるみ割り人形が有名だけど、クルミを割れる
クルミ割り人形はナカナカいません。
口のところに鉄が入っているものはクルミを割れるとお店の人にきいたけど、
そもそもそんな人形は少ない!いても高価な人形を壊したくない!
ということで、私は実用的なこのクルミ割りを愛用してます。
真ん中のくぼみにクルミをはめて握りつぶす。硬い殻が簡単に壊れるスグレ物


ドイツ担当:かおり

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2007年12月18日

ルーツの旅その3

s-kodaiji.jpg

京都にいた学生時代、お寺にはまったく興味がなかった僕は、有名ないくつかのお寺に
一度行ったか行かないか、程度。

就職して東京に来てから、出身が京都だということを言うと、京都が好きで毎年お寺に行ってる
とかっていう人が意外に多くて、驚かされました。

そういえば、学生のころ、秋はバスが混んでたなあ。
観光客が多くて、バスがぎゅうぎゅうで、じゃまだなあとか思ってたのを思い出します。

東京に来てから、1、2年に1度しか京都には行かないんだけど、学生の頃よりも
だいぶお寺めぐりが好きになりました。


高台寺のライトアップがきれいで、数少ない僕の知ってるお寺の中で一番の
お気に入り(お寺とその周りの雰囲気全般が好き)なので、今回の京都旅行でも
ここに行きました。

s-kodaiji2.jpg

紅葉の時期のライトアップは、とてもきれいだけど、とても人が多い。
立ち止まって写真を撮ろうとすると、早く行けと後ろの人に怒鳴られたりと、
まったく落ち着いて観光できたもんじゃありません。


おなかも空いてきたので、お寺を出て東大路通りを横切り祇園を抜けて
先斗町の方向へ向かおうと歩き始めました。

s-kodaiji3.jpg

祇園の中に入ると、人通りが急に減り、ひっそりとした感じで風情があって、
12月上旬くらいの気温だと、歩いてみてもなかなか心地よいです。

s-gion2.jpg

木屋町を歩いてると、本場、ウノヤを見つけました。
僕の学生時代には、ウノヤはたぶんなかった。
あと、木屋町に風俗の無料案内所もできていて、こんなのも昔はなかった。

なんか残念だ。

s-unoya.jpg

うのや木屋町店

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2007年12月17日

中国右往左往日記11

ten10.JPG
毛沢東の肖像画が飾ってある有名な天安門には登ることができます。
登ると天安門広場が見渡せます。

正面の奥に見える建物は、“毛主席紀念堂”。
毛沢東の遺体が安置されています。

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毛沢東の遺体を見学するのを楽しみにしていたのですが、
近年、遺体が傷んでしまい、最近では特別な日しか見学できないそうです。

bj01.JPG
天安門をくぐり抜けると、もうそこは、紫禁城(故宮)。
元、明、清の三大の王朝の皇居跡です。

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中国各地からやってくる観光客もたくさんいます。
中国の団体ツアー参加者たちは、みんな同じ色の帽子をかぶっていたり、
シャツを着たりしています。

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紫禁城の裏には、景山公園があります。

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景山公園の丘に建つ万春亭からの眺め。北京市を一望できます。

以上、今日は普通の旅日記でした。

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2007年12月16日

反米映画vs反イラン映画

ぼくは個人的には反米でも反イランでもありませんが、
先日、今年気になっていた反米映画と反イラン映画を一気見してみました。

まずは、イラン政府がイラン人の先祖であるペルシア人を冒涜しているとして
非難している反イラン映画『300』。

ひどい駄作でした。

一応、歴史上の出来事をモチーフにして作られているのですが、
300人のスパルタ人が、100万人のペルシャ人を次々となぎ倒していくという、
水戸黄門もびっくりのアクション映画(?)でした。

自由と正義の為に戦うスパルタ人に反対する人たちは、
どいつもこいつも(同じスパルタ人だとしても)化け物のように酷く描かれていて、
まさに米国が大好きな正義vs悪がテーマです。

ちなみに実際の歴史では、300人のスパルタ兵が勇敢に戦い、
全滅するまでの3日間にわたってペルシャ軍を足止めし、
その間に味方のアテネ軍が海軍を展開することができたため、
サラミスの海戦でペルシャ軍を破ることができたそうです。


一方、米国で公開禁止になったのが、反米映画『イラク〜狼の谷〜』。

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日本でもニュースで目にする実話(刑務所でのリンチとか米軍による誤爆とか)を
元に作ってるだけあって、その残酷さに胸が痛みます。

ストーリーは、ただ単純に正義(イスラム諸国)vs悪(米国)という
構造になっているわけではなく、なかなかよくできた映画でした。

なのに何で全米で公開禁止になったのかということですが、
この映画を観ると、イスラム=テロと誤解してるたくさんの米国人たちが、
間違いに気がついてしまうからかもしれません。

映画の中で、米軍に夫を殺された妻が、自爆テロを企てるのですが、
「自爆テロは、イスラムの教えに反するから。」と言われて、
イスラム聖職者に止められます。

イスラム=テロと誤解している人がこの映画を観ると、
こんな考えのイスラム聖職者もいるのかと驚いて誤解に気づき、
戦争ではなくて対話が必要なのかもとか思うかもしれないので、
そんな人を増やさないために全米で公開禁止になってるんだとしたら、
とても恐ろしいことです。

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2007年12月14日

Our Big Japan Trip 02

Next stop Kyoto . A bit more than an hour on the train North East from Osaka . You’ve probably heard of the Kyoto Protocol but not much more. Neither had we but it was supposed to be a great place to visit so there we were. We kind of expected a city full of wildly growing trees, houses made of recycled toilet rolls and rare animals sitting on the bonnets of Toyota Prius cars eating Macrobioticly controlled wildflowers. Well we didn’t see any of these, but there were a lot of temples. When I say a lot, I mean a lot. Too many to even try and see, so we settled with seeing a couple. The other great thing about Kyoto was the covered shopping streets / markets. Loads of them selling everything from Tofu, Seaweed and Chillies to trendy t-shirts and second hand Birkenstocks.

nick003.jpg

We had four days in Kyoto and we got quite used to the place. Our tiny hotel had a good sized Japanese-style room; which means you sleep on Futons on top of Tatami mats on the floor. Perfect for Luke and Rory as there was nothing to roll off.

We ventured a few times into the local baths. These places have to be experienced. There are two doors at the front; one for men and one for women. You walk in, pay your money and straight away separated from the street only be a single door and a piece of handing fabric you are in the changing room. You get undressed, put your stuff in a locker with a wooden key and go into the inner room. There you have a choice of about six baths. Before you go anywhere near them you have to wash yourself thoroughly with soap and rinse any grime off completely. Baths are not for washing!!!

So looking at these six baths I thought you might have very cold, cold, warm, warmer, hot, very hot. No chance. You have one very cold bath and you have 5 very hot baths. Anything else is for wimps. Oh, and one of the baths also provided a little bit of electricution in case you were getting too comfortable. I got straight back out of that one. You could actually add cold water to some of the baths, but there was so much hot water about it really didn’t make much difference except to help convince Rory to put a toe in. And like the little legend that he is, after a few visits he got in right up to his chest. Now this water was hot. Really hot. What a legend!

On the other side of the partition a gaggle of women kept Luke amused pushing him around the room in a clothes basket while Jannene dunked herself. Love the Japanese people.

Nick

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2007年12月13日

イスとイヌの見分け方

家の近くの喫茶店に行き、雑誌でも読もうと本棚に目をやった次の瞬間に、
目に飛び込んできたのが、「イスとイヌの見分け方」という絵本だ。

s-isuinu00.jpg

僕は、生まれてから、イスとイヌの区別につき間違いを犯したことは一度としてなかった。
従って、この絵本を目にしたときも、僕には必要のないものだと思った。

とはいえ、この喫茶店には、ほかにめぼしい本がなかったため、暇つぶしに
ページを開いてみたところ、こんなことが書かれてあった。

s-isuinu01.jpg

なるほど・・・

自分は絶対大丈夫と思っていても、ある日突然分からなくなることってのは、
よくあることなんだ。


そっかー。
今まで大丈夫だからこれからも大丈夫だと安易に考え、この絵本は自分に
必要のないものだと、はなから切り捨てていた自分の浅はかさを反省した。


そして、順次ページをめくりながら、イスとイヌの見分け方について学習していった。

初級編、中級編、上級編と章立てされていて、僕のような浅学非才な人間にも
分かりやすい構成になっている。


これで、今後もしもイスとイヌの区別に迷うようなことがあっても、
間違えることなく正しい結論が出せると思う。

非常に有意義な実用書であり、ど風呂グの読者の皆様にも強くお勧めする。
現代社会を生き抜いていく上で必読の書と思われる。


一番気に入ったページは、以下。

s-isuinu02.jpg


(引用:絵本「イスとイヌの見分け方」より)

c-man

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2007年12月12日

ドイツリポート(19)

・・・ツリーがやってきたというよりも、週末にツリーを買ったというのが
ほんとは正確だろうか?
でも、気持ち的には”ツリーがやってきた!!”って感じかな。
愛すべき私のツリーちゃんが我が家に来てくれたよ〜っていう気持ちでいっぱいなのだ。

1週間前に買いに行ったときは、好みの形(というかそれ以上に好みの値段??)のが
無くて断念したのだけど、去年ツリーを買った場所に弊店間際に駆け込み即断した。
うーーーん、やっと会えたよ、私好みの形(&値段)のツリーちゃん。

去年の経験をもとに分ったのは、ツリーになる木にもいくつか種類があるということ。
よく見てみると葉っぱの硬さや色が種類によって違う。どうやら鮮やかな緑色で
葉っぱが柔らかい(持ち運ぶときに痛くない)ものが高いよう。
売ってるおっちゃんはドイツ語しかしゃべんないので私の理解が正しいかどうか
わかんないけど、どうやら今年はツリーの値段自体も上がっているみたいだった。

お気に入りのダイアナ・クラールのジャジーなクリスマス・ソングをかけて
ちょっとずつ買ったオーナメントを飾り付ける。クリスマス・マルクトに行くと
増えたりするのでツリーちゃんの飾りは常に進化中。

あーー、でもこんなツリーちゃんを飾れるのもドイツじゃないと無理だなぁ〜。
ここでも居住空間をかなり圧迫しているけど、日本に帰ったらそれどころじゃすまなさそう。


s-tree1.jpg

ゴロゴロ並べられているツリー
ネットに入れられて運ばれます。
手前のもののように、ネットから出して並べられているものもあるけれど、
言えばネットから出して見せてくれます。
で、希望にかなうものがあれば、又ネットに入れてくれます。


s-tree2.jpg

我が家のツリーちゃん
時間があると選ばなかったであろうデカさ。
2メートル以上のツリーちゃん。
外出先から帰ってくるとチャンと待っていてくれるおりこうさんです(当たり前だけど)。

ドイツ担当:かおり

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2007年12月11日

ルーツの旅その2

s-nisiki.jpg

ルーツの旅をして懐かしさに浸る予定が、
すっかり様子の変わった高校の姿を目にして出鼻をくじかれた僕は、
気持ちを切り替えようと、いったんルーツの旅から離れて、
四条までバスで移動して、京都の台所・錦市場を歩くことにしました。

s-tenten.jpg

市場独特の活気の中にも京都っぽい雰囲気を感じられるここは結構
好きで、お土産を見たりしながらぶらぶらしてみました。

企業のビルが立ち並ぶ四条界隈でも、少し路地裏に入ると、昔の京都らしさが
残っています。

錦市場から細い通りを10分ほど歩いたところにあった、
てぬぐい専門店「てんてん」。
センスのいいてぬぐいがたくさん並べられていました。



と、だいぶ気分を持ち直したところで、再び17番のバスに乗って
百万遍までバス移動。
車窓からの景色は、学生時代に何度も見たそのまんまで、
バスを降りてから大学近くの交差点にたむろしている学生たちの姿を目にして、
しばし10年前へと気持ちはタイムスリップしたのでした。


そこから歩くこと数分。大学構内に入り、僕が通っていた校舎に行くと、、、


ぼろぼろで、全共闘万歳!みたいな張り紙が至る所にされていた校舎が改築され、
お洒落なガラス張りの建物に。
地下の薄暗い生協が、地上にあって、その前は、オープンカフェみたいな雰囲気になってました。

僕がいた頃なんて、夏はエアコンがなく蒸し風呂みたいだったし、
冬は、確か、電気ストーブが置かれて寒さをしのいでいた記憶が
あります(あんまり行かなかったから記憶あやふやだけ)。

全然ちがう・・・
(あまりのショックで写真を撮るのを忘れてました)

s-kyodai.jpg

ためしに、もっとボロボロだった教養部のあったほうの校舎に行ってみると、
なんと、ナチュラルローソンができていたのでした。


と、ここでも、ルーツをたどりつつ思い出に浸る企画に、水を差されてしまったのでした。


つづく。

c-man

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2007年12月10日

中国右往左往日記10

実は、ぼくは北京であるミッションを与えられていました。

それは、ぼくの先輩c-manの肖像画と天安門広場に飾ってある肖像画を
差し替えてくること。

北京に着いてすぐ、ぼくはこのミッションに取り掛かりました。

ten01.JPG
天安門広場に着きました。
あれがお目当ての肖像画です。

ten02.JPG
怪しまれないよう、観光客の振りをして、
少しずつ肖像画に近づきます。

ten03.JPG
地下道を渡り、天安門のすぐ下までやってきました。

ten04.JPG
あと20m。


ten05.JPG
そしてとうとう目標をとらえました!



ten07.JPG
そして、前を歩いてる通行人の一瞬の隙を突き、
後ろを振り返らないうちにササッと、


替えたのです!


c-manの肖像画と替えたのです!!


ten06.JPG
あまりにも似てるのでなかなか気づかれないと思いますが、
ぼくはこうして無事に任務を果たしたのでした手(チョキ)

中国担当:175

P.S.「おまえ・・」
posted by 175 at 21:14| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月09日

『PEACE BED』(☆☆☆☆☆)

s-big.jpg

占いとか全く信じないのですが、運とかツキっていうのはあるなあって
感じることは、たまにあります。

ご存知のとおり、僕は、まったく女性にモテないのですが、これは、運がないからに
他なりませんし、競馬もパチンコも何度かやったことあるんですが、全く当たったことが
ないというのも、ギャンブル運がないからでしょう。

そんな僕ですが、試写会に最近当たりまくってます。
大量に応募してるわけじゃなくて、試写会サイトをちらっとみて、
気が向いたときにやるだけなんですが、どういうわけかよく当たる。

試写会っていうのがそもそもそういうものなのかもしれないけど、
まあ、ここで運を使ってるからギャンブルも成功せず女にもモテない
と思うことにしたので、まあ、そういうことにしておこう。

ということで、この映画『PEACE BED』も試写会に当たったので、午後6時半の開演時間に
間に合うお気楽社会人に声をかけて、観に行ってきました。


60年代から70年代にかけて世界中の若者に影響を与えたジョン・レノン。
この映画は、そんな彼の、平和活動家としての側面にスポットを当てて、彼を知る人たち
へのインタビュー、彼が生きた時代の映像を織り交ぜながらのドキュメンタリーです。

ビートルズファンじゃなくても、そんなに詳しくなくても、聞いたことのある
音楽がたくさんバックに流れて、心地よかったです。

知らなかった彼の活動も、たくさん知ることができました。

ただ、60年代、70年代の白黒写真が多用されていて、それに白い字幕を
つけるものだから、字幕が大変読みづらい。
目を必死に凝らしてみたものの、相当数の会話が理解できないままでした。

英語が聞き取れない人は、ストレスになるので、そのあたりは覚悟して
観てください。


c-man

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posted by 175 at 11:35| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月07日

ウゴウゴルーガ



週末、何して過ごしてますか?

僕は、たまに遠出もしたりするものの、大抵は、一日中部屋でだらだら過ごして、
あー今日も何もしなかったなあ、あーもう夕方だー、みたいな、ユルくてぜいたくな
時間の使い方をすることが結構多いです。

とある週末も、朝から一歩も外に出ずに、ひたすら「ウゴウゴルーガ おきらくごきらく15年!
不完全復刻 DVD−BOX
」を見て一日を過ごしてしまいました。


ウゴウゴルーガ

1992年から94年にかけてフジテレビ系で放映された子供向けバラエティ番組です。
(タイトルは、小学1年生の男の子と女の子がそれぞれ扮するキャラクタの名前
「ウゴウゴ」と「ルーガ」から来ています。
ちなみに、この名前は、「ゴーゴーガール」から来ているそうで、「ウゴウゴ」は、
ベネズエラのチャベス大統領のニックネームというわけではありません。
紛らわしいけど。)

だが、子供向けとは思えない内容とつくりに高校生や大学生、OLなど大人たちの間でも
評判となり、一時は社会的現象まで引き起こした伝説の番組。


というのは、ネットで調べてみて書かれていたことのコピーで、放映当時高校生だった僕は、
ほとんどテレビを見なかったためこの番組のことを知ったのは、つい最近。


で、実際にこの番組を見てみると、、、

シュールだ。
シュールすぎる・・・

一番のお気に入りは、
「シュールくんの決めて決めて!」コーナー。

シュールくんというCGキャラクタが、ウゴウゴ君とルーガちゃんに質問をするコーナー
なんですが、

たとえば。
「金平糖と公明党。自民党に甘いのはどっち?」
「海水浴場と海水で欲情。危ないのはどっち?」


ひどい。。。
子供向け番組で下ネタかよ。。。



もう一つ気に入ったキャラクタが、「しかと」。

Youtubeに動画がアップされてたので、もう5回くらい見ました。

このユルさが最高。




c-man

追記:完全予約限定生産のDVDのはずなのに、アマゾンで半額で売ってる。。。

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2007年12月06日

アムー自叙伝【3】台北の熱い夏

白馬に乗った王子様の足音が…☆

と思い振り向くと

そこにはただの馬ヅラの男

みたいな、

色気も何もない無色透明な夏を過ごしていた私のもとに

「どんなに着飾っても、かかとが荒れてるような女じゃ相手にされないわよ!!」

とぶちキレる某占い師の声がテレビから聞こえてきました。


乾燥肌の私。

ハタチを過ぎた頃から、かかとは常にガサガサ。

冬になるとフランスパンの端っこ並みの硬さを誇る我がかかとは

ストッキングのみならず靴下をも破ります。



そうかそうか、かかとのせいか。

まぁ普段も全く着飾ってないし、仕事にもすっぴんで行ってるけど、

諸悪の根源はかかとらしい。


ということで、かかとの角質を退治すべく台湾に行ってまいりました。


「台北の街を、かかとの角質で白く染めたるんや!!」



「常夏の台北に白い雪を降らすんや!!!!」




と相当謎に意気込む私。




角質削り職人のおっちゃんは私のかかとを見て絶句。

「こりゃいかん!!」と言わんばかりに眉をひそめ無言で作業に取りかかります。


指の付け根のタコを削り

133503.JPG



カチコチになったかかとにも刃をあてる

134207.JPG



職人の額に汗がにじみ始めた20分後


彼の顔にようやく笑顔が戻る。



"やわらかい"という形容詞を

"かかと"という名詞の前につけられるなんて何年ぶり?


かかとのすぐ下、そして赤いソファの上に

こんもりと積もった白い角質たちよ

台北の空に舞いなさい!


135310.JPG



と、気分はヒロイン。


「オイルはダメだ、保湿クリームを塗りなはれ」

とのアドバイスをいただき、店を出ました。



そんなかかとも、最近の寒さにやられ



ピシっと割れました。


私はようやく重い腰を上げフランス製保湿クリームと

寝るとき用かかと保湿靴下を購入。


特に期待はしてなかったけど数日後、めっちゃつるつる!!!!


こりゃ角質取りの比じゃない。

なめらかなめらか。

なめらかかと。


あぁ、そろそろオダギリジョーに告られるかもしれません。


今後も私のかかとにご期待ください。


※食事中にこの記事を読んで気分を害された方は、
 まずネットをしながら食事をとるという自分のマナーを
 反省しましょう。

記:アムー
posted by 175 at 13:00| 東京 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月05日

ドイツリポート(18)

夏に10月のベルリン行きのICEをネットで予約したら
禁煙・喫煙の座席指定ができなかった。
でも届いたチケットを見たら禁煙の表示が。
で、その後9月からICEは全席禁煙になったという話をきいた。

9月の終わりには、飲み会に行ったダンナが10月からレストランでも
禁煙になるという話を聞いてきた。
でも、10月にベルリンに行ったときに、
まだ公然とレストランで喫煙している人がいてビックリ。
こないだはフランクフルトでも喫煙スペースがカフェの中にあって
どういうことなんだ???と思っていた。

でも、やっと解決。あぁスッキリ

知っている人も多いかもしれないけど、折角なので説明すると、
まず、非喫煙者をタバコの煙から守れ!ということでドイツに非喫煙者保護法
なるものが導入されることになったらしい。

しかしながら連邦制をとるドイツでは各州の政府が強い自治の権限をもっているので、
この法律の導入も意外に単純ではないようで、まず、連邦政府が管轄する公共施設、
公共交通機関および駅における喫煙は9月1日から禁止に。
また、煙草販売と公共の場での喫煙(家庭内なら何歳でもすっていいのか??
という気がしなくもがな・・・)が許される年齢が16歳から18歳に引き上げられたとのこと。

一方で各州政府の管轄下においては実施時期はバラバラ。
早い州は今年の8月1日から遅い州でも来年の1月1日から実施されるとのこと。
フランクフルトのあるヘッセン州では10月1日から導入されたんだろうけど、
ベルリンでは10月の時点ではまだだったんだなぁ〜。

でも、まだフランクフルトのカフェでもタバコ吸ってる人いるのはなぜ?
っていうのに対しては、チャンと区切られた空間をつくって
そこに喫煙席をもうけるのはOKだからだそう。

確かに私がいったカフェでは1階が禁煙席に、2階が喫煙席だったわ。
でも、2階は誰一人いないのに、1階は満席だったのよねぇ〜。

日本よりドイツのほうが喫煙率は高い気がするけど、
でも禁煙席のほうが人気が高いんじゃーーんと思わずにはいられませんでした。
タバコ嫌いの私としては、是非禁煙運動(非喫煙者保護運動)をもっともっと
広げていって欲しいものです。

非喫煙者保護法について

あと、ネットを見ていたらこんなん発見しました。
タバコ、たっかーーーーーーーーー!地下鉄にのると巻きタバコを作っている
人もみるけど、苦肉の策なんだろうな。。。
【国別タバコ1箱(約20本)の値段】
順位 国名 値段(€)
1 ノルウェー 8.02
2 イギリス 7.36
3 フランス 5.00
4 ドイツ 4.47
5 スウェーデン 4.26
6 デンマーク 4.16
7 フィンランド 4.10
8 オランダ 4.00
9 イタリア 3.80
10 ポルトガル 2.90
出所:Der Spiegel 24/2006

ドイツ担当:かおり

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